14歳の少女を2億5000万ドンで中国へ人身売買

ゲアン省の14歳の少女が、同じ故郷の2人の女性に騙され、妻として2億5000万ドン(約150万円)で中国に売られた。被害者は夫の中国の家で何年も軟禁された後、故郷に逃げ、人身売買の加害者を告発した。

8月1日、ゲアン省キソン市警察からの情報によると、児童売買行為の捜査のため、写真のカット・ティ・トゥエット容疑者(35歳、チエウ・ルウ・ルウ村在住)と、トゥット・ティ・リエン(32歳、バオ・タン村在住キソンH)容疑者に起訴の決定が下った。

7月初旬、キソンH警察はL.T.Xさん(22歳、チエウ・ルー村、H.キ・ソン在住)から、2016年にトゥエットとリエンに騙されて中国人男性に売られたと被害報告を受けていた。

警察当局は、最初の捜査を通じて、2016年に中国在住のベトナム人女性が、リエンに電話をかけ、中国への人身売買を持ちかけていることを突き止めた。その後、リエンはトゥエットに電話をかけ、一緒にターゲットを探した。

トゥエットとリエンは、当時14歳だったトゥエットと同じ村に住むL.T.X.さんが、両親の家を建てるのを手伝うために仕事を必要としていることを知り、Xさんの両親に近づき、Xさんに家事手伝いをさせ、3年後に年季明けする約束し、Xさんの家族を信用させるため1億ドンを支払い、家族はこれに同意した。

リエンとトゥエットはXさんを違法に中国国境へ連れて行った後、ベトナム人女性の家へXさんを連れて行き、この人物によってXさんは2億5千万ドンで妻として現地の男性に売られた。

妻として売られた後、Xさんは中国人の夫の家族によって自宅軟禁され、過酷な労働を強いられた。夫の家の抜け穴を利用して、6月末にXさんは故郷へ逃げ、自分を売った人物を告発した。

(情報ソース Thanh Niên

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