• HOME
  • 記事
  • 時事
  • ホーチミンのシェルターで子供たちへの虐待が行われた事件を警察が捜査

ホーチミンのシェルターで子供たちへの虐待が行われた事件を警察が捜査

ホーチミン12区にあるシェルターのホアホンホームで働くスタッフによって、生後数ヶ月の多くの子供たちが虐待を受けているとの報告を受け、ホーチミン市警は捜査を行った。

ホーチミン12区トーキ通りにある4階建てのこの施設では、86人の孤児と捨てられた子供たちを育てている。

この施設のスタッフである47歳の女性によって、毎晩子供たちは手足をつかまれ投げつけられたり、頭や口などを圧迫されたり、平手打ちや、殴られたりなどの虐待を受け続けていた。中には殴られて口から血を流した子供たちもいた。この事件を受け、第12区警察は人民委員会と連携し、このシェルターの活動について捜査を開始した。

この地域の住民によると、この施設は以前ホテルであったが、1年以上前に現在のホアホンホームに変わったという。この施設は「妊婦、困難な状況にある高齢者、望まない妊娠をした学生」が収容される場所として紹介されている。FacebookやYoutubeには、この施設を紹介し、慈善を呼びかける動画が多数投稿されている。

当初、当局はホアホンホームで児童虐待があったと判断した。この行為はここのスタッフ自身によって何度も行われていた。

調査の結果、ホアホンシェルターでは1歳未満の子ども15人、1~3歳の子ども37人、屋外で就学前の子ども31人、入院中の子ども3人を含む86人の子どもが養育されていることが判明した。第12区人民委員会は、これらの子どもたち全員を公共の社会福祉施設に連れて行き、家族や親戚を確認して探すことを提案している。

(情報ソース VnExpress

関連記事