これまでベトナムの市場では、ホンダのバイクだけが、推奨価格より数百万ドンから数千万ドン以上も高い販売価格を定期的に設定していた。
ヤマハ、スズキ、ピアッジオ、SYMなどの他のブランドは、基本的に推奨価格で販売されており、市場シェアが弱く、ホンダと競争するのが難しいため、推奨価格よりも安く販売しなければならないモデルも数多くある。
しかし、最近、ヤマハベトナムはスポーティなデザインのPG-1バイクモデルの販売を開始し、すぐに消費者を魅了した。同社は顧客に届けるのに十分な在庫を持っておらず、いつ入手できるかは不明である。すぐにバイクを届けたい顧客のために、ディーラーは高額を受け入れるという条件を満たす。それに応じて、PG-1バイクモデルはメーカーによって 30,347百万ドン/台（約17.5万円）の推奨価格で発表されたが、ディーラーでは、このモデルの価格は即納で3800万ドン/台（約22万円）、または4400万ドン/書類（約25万円）に引き上げられた。
一方、ホンダのバイク モデルは、推奨価格から離れた従来の販売価格を維持し続けている。たとえば、スーパーカブC125モデルは、ディーラーによって1台あたり1 億 2400 万ドン（約71.5万円）で販売されており、推奨価格の2800万ドン/台（16万円）よりも高くなっている。フューチャー125 F1モデルは、ディーラーによって3380万ドン/台（約19.5万円）で販売されており、推奨価格の300万ドン/台（約1.7万円）よりも高い。SHモードモデルの販売価格は、バージョンによって異なるが、5900万ドン/台（約34万円）から6900万ドン/台（約40万円）で、会社の推奨価格の200万ドン/台（約1.1万円）〜600万ドン/台（約3.5万円）よりも高くなっている。
注目すべきは、イタリアから新しく輸入されたベスパ946の販売価格が現在1台あたり約7億3000万ドン（約420万円）で、メーカー価格より数億ドンも高いことだ。この中古の2016年モデルは1台あたり約5億3000万ドン、2014年モデルは1台あたり3億9900万ドンである。
（情報ソース NGƯỜI LAO ĐỘNG）
