フエ アオザイフェスティバル2024で有名デザイナーによるコレクションを開催

フエ アオザイフェスティバル2024で、ベトナム全土の有名デザイナー12名によるアオザイコレクションを特集したアートプログラムが、9月23日の夜、トアティエン省フエ市にあるフン リバーシアターで開催された。

フエ アオザイフェスティバル2024のプログラムは、リン・フン（不死鳥）をテーマにしており、同フェスティバルの枠組みの中で行われたハイライトの1つである。

アオザイのコレクションは、阮朝の建築装飾と王室衣装に描かれた不死鳥のイメージを、現代のアオザイの美しさに融合させたものだ。

プログラムの総監督であるレ・クアン・トゥ氏は、今年のアオザイフェスティバルの特別な特徴として、龍、麒麟、玄武とともに4つの神聖な動物の1つである不死鳥をテーマに、歌、踊り、音楽、ファッションなど、あらゆる芸術形式を組み合わせたことだと述べた。

このプログラムは、国の伝統的な文化的価値と、伝統的な衣装の美しさを評価し、広めることが期待されている。

ベトナム文化では、鳳凰のイメージは古くから登場しており、伝統的な建築、彫刻、装飾でよく見られるパターンとなっている。

ベトナム最後の王朝の首都フエでは、王宮の正門の上にある木造建築全体が五鳳亭と呼ばれている。ベトナムの人々は、鳳凰の出現は幸運の兆しであり、国家の平和と繁栄、そして人々の幸福の始まりを意味すると信じている。