ベトナムがフランス料理コンテスト決勝に初進出
来年1月にフランスのリヨン市で開催される世界料理コンテスト「ボキューズ・ドール」の決勝に、ベトナムのチームが初めて出場する。
ベトナムは、決勝に進出したアジア太平洋地域代表5チームのうちの1つだ。
ホーチミン市駐在フランス総領事館のエマニュエル・パビヨン・グロッサー氏は、チームを称え、スポンサー獲得を支援するために開かれた記者会見で、この大会はベトナム人シェフの料理の才能を披露するものだと述べた。
ベトナムチームには、シェフのヴー・スアン・チュオン氏とアシスタントシェフのグエン・クアン・タム氏が参加する。
ボキューズ・ドール・ベトナム協会会長のサカル・フォンシェフと、ダニエル・グエン(本名グエン・ミン・ドゥンシェフ)の二人のコーチもいる。
チュオン氏は、このコンテストでベトナムを代表することに喜びと栄誉を表明し、チームは、ベトナムには素晴らしい味と名物料理、そして優れたシェフがいることを世界に示したいと語った。
コンテストでは審査員が選んだ食材とベトナム独自の食材の両方が使用される。
ドゥン氏は、アジア太平洋予選で優勝した料理のインスピレーションは、ベトナム文化で土地と水を象徴する龍と妖精の伝説の物語だったと述べた。
ボキューズ・ドールは、1987年にポール・ボキューズシェフによって創設され、2年に1度開催される料理コンテストである。
今回は1月25日から27日まで開催される。
(情報ソース Việt Nam News)