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ベトナムモーターショー2024 (Vietnam Motor Show 2024)国内最大のモーターショーイベントレポート

ベトナム国内最大のモーターショーがSECC(サイゴン・エグジビジョン アンド コンベンション センター)で、10月23日~27日の期間に開催されました。昨年は自動車市場の需要低迷が影響したため、2年ぶりの人気イベントの開催となりました。ベトナムで需要の高いバイクがメインステージに展示されるなど、多くの来場者が集まったモーターショーの様子をご紹介します。

ベトナムモーターショー2024 (Vietnam Motor Show 2024〜VMS2024)は、「グリーンフューチャーオープンテクノロジー」をテーマに、最先端の自動車とオートバイの技術トレンド、最新モデル、多次元体験を提供します。今年のVMSは、グリーンでクリーンなエネルギーの開発、排出量を削減するための解決策を強調し、COP26会議で2050年までに純排出量を「0」にするという約束を果たすベトナムの努力に同行するVAMAとVIVAの責任を示しています。

VMS 2024の新たなポイントの1つとして、技術要素が最適に使用され、展示会訪問者の経験と利益を向上させることです。訪問者は、AIテクノロジーの適用など、表示するスペースでのインタラクティブテクノロジーを体験できます。

2002年から開催されているVMSは、専門家によってベトナムで最大かつ最も魅力的な展示会と見なされており、5日間の展示会で200,000人以上の訪問者を引き付け、イベント中にオンラインチャネルでその様子が配信されました。

VMS 2024参加主要ブランド

トヨタ、ホンダ、いすゞ、三菱、シュコダ、スバル、スズキ、MG、SYM、ヤマハ発動機、UMモーターサイクル、ハーレーダビッドソン、BYD、GAC、GAZ、トライアンフモーターサイクル他

VMS 2024概要

期間:2024年10月23日~27日

会場:SECC(サイゴン・エグジビジョン アンド コンベンション センター)

共催:ベトナム自動車製造業者協会(VAMA)、ベトナム純正車輸入業者グループ(VIVA)、ベトナムオートバイ製造業者協会(VAMM)

URL:https://vietnammotorshow.vn

バイク・スクーター

ヤマハ発動機

今回初参加となったヤマハは、会場のメインとなる位置に広いブースを構え、多くの訪問者の注目を集めました。

未来を感じさせるクールなイメージのプレゼンテーション。

カジュアルなスクーターはポップで女性をターゲットに。

スポーツタイプも多く展示されました。

特にMT-10は人気で、試乗する人や、写真撮影する人が多いバイクでした。

ホンダ

メインにはHRC ProductsのCBRが展示されていました。

ベトナムで絶大な人気を誇り、一世風靡したホンダのスーパーカブ。今も愛される名車はレトロなセットとともに展示され、注目を集めました。

年表のパネルを見るとその歴史がわかります。

SYM

台湾の三陽工業(Sanyang Motor Co., Ltd.)が製造するオートバイのブランドSYMは今回初参加となりました。

過去ホンダとの関わりもあるブランドで、日本のバイクを思わせるデザインですね。

ハーレーダビッドソン


モーターショーにおいて存在感満点のハーレーダビッドソン。

UMモーターサイクル

米国フロリダ州マイアミに本社を置くアメリカのオートバイメーカーのUMは、アメリカらしい重厚なフォルムに、現代的なデザインが施されています。

トヨタ

トヨタはヤマハと背中合わせの広い面積のブースでした。

静謐と躍動の2つのエッセンスで上質な佇まいを持つアルファード。

在庫が追いつかないなど人気の高いヤリスクロス。

バーチャル試乗ができるインタラクティブなテクノロジーが導入されたブースとなっていました。

ホンダ

スポーティーにマイナーチェンジされたシビックRS。

トレンドとしてはCR-Vでしょうか。目立つポジションに展示されていました。

いすゞ

広がるハイラックス人気から、ピックアップトラックD-MAXが目を引きます。

三菱

スタイリッシュかつ力強い本格的なSUVデザインのXFORCE。

アクティブなライフスタイルを満喫できるTRITON。

スズキ

キネティックイエローのボディカラーがポップな本格4WDのジムニー。

MG

シザードアがクールな真っ赤なスポーツカーのMG Cyberster。

BYD

プレゼンテーションでは、ブース内を運転して注目を集めた中国のブランドBYD。

GAZ

ロシアの自動車大手GAZによって製造された中型バンとトラックのオリジナルであるGAZelleシリーズGAZelle NNです。アオザイの衣装が目を引きます。

アクセサリー

カーアクセサリーも多くの企業が参加し、様々なアクセサリーを見ることができました。

今回のベトナムモーターショーは、車よりもバイクが目立った印象でした。大きなバイク市場であるベトナムのオーディエンスにとってはエキサイティングだったのではないでしょうか。

また、以前のモーターショーでは、日本車はもちろん、多くの海外有名ブランドが参加しましたが、今回は目に見えて減少しており、少し物足りない感じがあったのは正直な感想です。

しかし、他のモーターショーではあまり見ることのなかったアジアや、ロシアの企業が参加するなど、珍しさもあり、たのしめたイベントでした。

2年ぶりのモーターショーではありましたが、隔年にならず、ぜひまた来年も開催されるよう、車の需要が伸びてほしいものです。

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