
大雨によりトゥドゥック市場周辺は冠水に見舞われる
5月10日朝の大雨により、トゥドゥック市場周辺は浸水し、水がマンホールの蓋まで押し寄せた。
トゥドゥック市(ホーチミン市)の多くの主要道路が深刻な冠水に見舞われ、交通が麻痺し、人々の生活は一変した。
多くの地域で水位が上昇。場所によっては0.5メートルを超える深さに達し、バイクや車が通行不能になり、道路の真ん中で立ち往生する事態も発生した。
この地域の主要交通路であるドゥオン・バン・カム、カ・バン・カン、ホー・バン・トゥ、ヒエップ・ビン、レ・ティ・ホア、クオック・フオン、トー・ゴック・ヴァンなどの道路は、いずれも深刻な影響を受けている。
記録によると、浸水は25cmから55cmに及び、斜面では水の流れが速く、多くの人々が車で移動したり、他の道を通らざるを得ない状況に陥っている。
トゥドゥック市技術インフラセンターの担当者は、雨が降り始めるとすぐに、頻繁に浸水する地点に作業員を動員し、ゴミの撤去、マンホールの浚渫、集水門前に設置された仮設シールドの撤去作業を行った。これらの措置は、スムーズな水の流れを確保し、降雨後の長期的な浸水の原因となる滞留を軽減するためのものだ。
特に、ヴォ・ヴァン・ンガン通りやカ・ヴァン・カン通りなど、地形が急峻で建物が密集している地域では、上から流れてくる水が猛スピードで流れ落ち、排水システムに深刻な負担をかけている。
トゥドゥック市建設投資プロジェクト管理委員会の担当者は、以前はマンホールの蓋は鋳鉄製だったと述べている。しかし、大雨に見舞われると、下からの急激な水圧によってマンホールの蓋が外れ、人や車両に危険を及ぼすケースが多々ある。
この問題に対処するため、関係施設は構造がより強固な新型マンホール蓋に交換した。しかし、今朝の雨量は流量が多く、降雨速度も速かったため、システムの耐荷重能力を超え、一部のマンホール蓋が引き続き破裂し、下水管の下から路面に勢いよく水が流れ出した。
施工業者は、この事態に先立ち、編み板の設置やマンホール蓋下部の構造補強など、より技術的な対策を講じ、次回の降雨時に蓋が開かない事態を未然に防いだ。これは、下水管からの水圧を軽減し、悪天候下における交通利用者の安全確保にも貢献することを目的としている。
(情報ソース NGƯỜI LAO ĐỘNG)