ホーチミン市は、多くの地区の土地価格のリストを調整する予定で、そのうちドンコイ通り、レロイ通り、グエンフエ通りは、現在の価格表の5倍となる1平方メートルあたり8億1000万ドンまで上昇するようだ。
ホーチミン市天然資源環境局の新しい土地価格のリスト草案（8月1日から年末まで適用される予定）によると、多くの道路の土地価格は、現在のリストと比較して5～37倍に上昇する可能性がある。中でも1区の3つのメイン道路である、ドンコイ通り、グエンフエ通り、レロイ通りは、住宅地価格が最も高く、1平方メートルあたり8億1000万ドンまで上昇する。現在の価格リスト（1億6200万ドン）と比較すると、5倍の上昇となる。
ドンドゥ通りなどの一部の近隣道路は、1平方メートルあたり4億4000万ドンまで上昇すると予想されており、ハイバーチュン（ベン・バクダンからグエン・ティ・ミン・カイまでの区間）は1平方メートルあたり4億8,400万ドン、トン・ドゥック・タン通り（メーミン広場からグエン・タット・タン橋までの区間）は5億2,800万ドンで、いずれも現在の土地価格から5～6倍に値上がりしている。
第3区のナム・キー・コイ・ギア、チャン・カオ・ヴァン、国際広場の全ルートは、同区の新しい土地価格では最も高く、1平方メートルあたり約4億2,000万ドンで、現在の価格の6.5倍に値上がりしている。ヴォ・ヴァン・タン、グエン・ディン・チエウ、カオ・タン、パスツールなど、この地域の他の一連の繁華な貿易ルートも、1平方メートルあたり3億～3億3,000万ドンの新価格に調整され、5～6倍に値上がりしている。
4区も、新しい土地価格表によると、土地価格の変動がかなり大きく、ホアン・ディウ路線（グエン・タット・タンからドアン・ヴァン・ボーまでの区間）の土地価格は、1平方メートルあたり4億8,900万ドンとなり、現在の価格の11倍まで上昇する。また、レ・ヴァン・リン通り、レ・クオック・フン通り（ホアン・ディウからレ・ヴァン・リンまでの区間）、レ・タック路線の土地価格はいずれも、1平方メートルあたり3億7,290万ドンと予想されており、11.3倍に上昇する。
トゥドゥック市も、新しい土地価格表によると、変動が激しい地域である。このエリアの現在の土地価格は平均して1平方メートルあたり500万～800万ドンで、チャンナオ、ルオンディンクアなどの中心道路のみは現在1平方メートルあたり約500万～1300万ドンだが、価格は現在の10～17.5倍、最高で1平方メートルあたり1億4900万ドンに急騰すると予想されている。
特にホックモン地区には、土地価格が37倍以上大幅に調整されると予想される道路がいくつかあり、例えばブイヴァングー通り（ガー3バウからグエンアントゥーまでの区間）では、土地価格は1平方メートルあたり100万ドンから3600万ドンに上昇し、現在の区間の36倍に、グエンティタン区間では61万ドンから2240万ドンに上昇し、37.3倍に上昇する。
最新の土地法では、土地価格は、土地使用料、土地賃料、土地使用税、土地使用権譲渡による所得税の計算、土地管理および使用料の計算、土地分野における違反に対する罰金および補償の計算、土地使用権の競売開始価格の計算に利用されることが規定されている。
この新しい土地価格のリストは、今年8月1日から12月31日まで適用される予定で、その後、ホーチミン市天然資源環境局は、経済的および社会的影響を評価し、2025年1月1日から12月31日まで適用される土地価格表の調整を継続する。
同局は、土地法2024に基づく土地価格の調整は市場原理に基づいて行われるため、適用されると一部のグループに影響を与えると述べた。ただし、土地面積が制限内であれば、土地価格のリストに基づき、収益率を決定するために使用時期が考慮される。土地使用税の計算では、これまでこの税率は価格表の土地価格の0.03％を適用していた。これまで、土地価格表は市場価格に合わせて調整されていたため、税率は上昇する。
天然資源環境局はまた、古い土地価格表は、土地価格帯（最大1億6,200万ドン）に関する政府法令第96/2019号の規定によって管理されているため、収集された市場情報と比較して下方調整する必要があると説明した。これにより、土地価格が市場土地価格に近づかなくなる。
したがって、すべての種類の土地の価格表を調整する決定の策定では、市場の傾向と変動性を考慮し、すべての種類の土地の価格表が市場価格に近くなるようにし、公共投資の支出のボトルネックを減らし、人々と組織の行政手続きを実行するのに役立つ。
（情報ソース VnExpress）
