毎年の恒例イベントとして多くの来場者で賑わう第９回 ジャパン ベトナム フェスティバル in ホーチミンが、2024年3月9，10日にホーチミン1区の9月23日公園で開催されました。飲食を中心とした出展ブースがならび、日本とベトナムの参加アーティストのライフステージや、盆踊りなどをたのしむことができました。今年はのべ42万8,000人の来場者が訪れ、おおいに盛り上がったベトナム最大級の日越交流イベントをご紹介します。
ジャパン ベトナム フェスティバル in ホーチミンについて
日越両国の「相互協力」・「共存共栄」・「未来創造」をコンセプトに、伝統・文化を相互に理解し、観光・物 産・技術を紹介するイベントです。これらの交流を通じて、文化・芸術・芸能、人材交流・スポーツ交流、もの・ことづくり、観光など「日本とベトナムの架け橋になる」コンテンツをたのしむことができます。
参加アーティスト、グループ
(画像：The 9th Japan Vietnam Festival in Ho Chi Minh City)
ベトナムからは人気アーティストのタン・ズイ・タン(Tang Duy Tan)が出演し、日本からはEXILE TRIBEの人気グループPSYCHIC FEVERとBALLISTIK BOYZが、ベトナムで注目を集めるミー・ミー＆ブオックニャイダンスチーム(My My & Buoc Nhay Dance Team)とコラボしたライブパフォーマンスが行われました。
日本の伝統文化では、高知からよさこいチーム「東陣」、徳島から阿波踊りチーム「達粋連」が参加し、大いに会場を盛り上げてくれました。
イベント概要
The 9th Japan Vietnam Festival in Ho Chi Minh City
主催：ホーチミン市人民委員会、Japan Vietnam Festival 実行委員会
開催期間：2024年 3月9日（土）、3月10日（日）
開催場所：ホーチミン市 9月23日公園 Bエリア
公式ホームページ：https://japan-vietnam-festival.jp/topjp
イベント会場の様子
出展ブース
夏が間近のホーチミン。気温も高い最中に多くの来場者が集まり、イベントの人気が伺えます。
特に飲食の並んだゾーンは歩けないほどの混雑。
食べ歩きのできる焼き鳥などは特に盛況です。
meijiのブースではライブ配信が行われるなど、SNSを活用したプロモーションが展開されていました。
浴衣レンタルのブースでは、子どもの浴衣レンタルはもちろん、欧米人の大人の利用者もあり注目度が高かったようです。
ガチャポンは海外では日本のアニメ人気もあり目を引きます。
お祭りの出店の定番といえば金魚すくいやヨーヨー釣りですね。子どもたちがたくさん集まっていました。
細かい氷をホースで放出するなど、豪快に冬？を味わうブース。氷をまいた滑り台などもあり、子どもたちのテンションも高かったようです。
ステージ
高知からよさこいチーム「東陣」、徳島から阿波踊りチーム「達粋連」が参加し、ステージのある会場は熱気に包まれていました。
阿波おどりのチームが客席に降りて踊りだすと会場のボルテージも最高潮。
ライブステージでは、アーティストのタン・ズイ・タン(Tang Duy Tan)が出演し、日本からはEXILE TRIBEの人気グループPSYCHIC FEVERとBALLISTIK BOYZが、ベトナムで注目を集めるミー・ミー＆ブオックニャイダンスチーム(My My & Buoc Nhay Dance Team)とコラボしたパフォーマンスが行われました。
盆踊り
盆踊りの会場では半被を着た多くの参加者が櫓を囲みます。盆踊りの櫓が設置されると、本当に日本のお祭りに来ているような懐かしい雰囲気になります。
大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクが登場し、同万博オフィシャルソングの「この地球（ほし）の続きを」にあわせて盆踊りが行われました。
海外で日本文化にふれる貴重な機会
ホーチミンのジャパンフェスティバルは昔ながらのお祭りを味わえる盆踊りや多くの出店があり、地元ベトナム人の方々にも新鮮で食事もたのしめる人気のイベントとなっています。また、ホーチミン在住の日本人家族の方にとっても、小さなお子さんが海外で日本の伝統行事にふれることができるのはとても有意義に思えます。アーティストのライブや、サブカルチャーのコンテンツも充実しており、今後もイベントのいっそうの盛り上がりに期待です。
