ハザン省の土砂崩れでバスが埋もれ11人の犠牲者がでる

7月13日未明、ハザン省で発生した土砂崩れで11人が死亡した。犠牲となったのは、トゥエンクアン出身の4人、カオバン出身の3人、ライチャウ出身の1人、ホアビン出身の1人、ハザン出身の2人だった。

7月13日朝、ハザン省で16人乗りの乗用車が土砂崩れで埋もれた件について、ハザン省人民委員会の速報によると、同日午後の時点で、現場から運び出された犠牲者11人と負傷者4人の遺体を発見した。

負傷者は治療のためハザン省総合病院に搬送された。当局は行方不明の犠牲者の捜索を引き続き積極的に行っている。

土砂崩れに関する情報を受け、首相の指示を受けた直後、堤防管理・防災局(農業農村開発省)は現場に代表団を派遣し、現地を視察し、土砂崩れ事故の解決を指揮した。

ハザン省総合病院のファム・アン・ヴァン院長は、事故の知らせを受けてすぐに病院は非常事態宣言を出し、人員と医療機器を動員して被害者の支援にあたったと語った。同日の午後、病院は子供1人と大人3人の計4人に救急医療を提供している。

ヴァン院長によると、4人の患者全員の健康状態は安定しており、軽傷を負った3人は救急科で監視されている。大腿骨骨折の若い男性は、血圧が安定して手術が完了するのを待っている。

ハザン省総合病院の幹部らは、土砂崩れで亡くなった犠牲者は病院の葬儀場に搬送されたと述べた。

バクメ郡(ハザン)司令部の報告によると、7月12日の夜から7月13日の早朝にかけて、バクメ郡では大雨が降り、国道34号線(イエンディン村)の10+950キロ地点では大規模な土砂崩れが続き、7月13日午前4時頃、10+900キロ地点で土砂崩れと岩石が発生し、ハザン-カオバンルートを走る乗用車が埋もれた。当時、バイクに乗っていた数人が救助に参加したが、救助中も土砂崩れは続き、数千立方メートルの土砂が人々を襲った。

(情報ソース Thanh Niên

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